ご挨拶
第19回日本性差医学・医療学会学術集会
会長 安田 聡
東北大学医学系研究科循環器内科学
この度、第19回日本性差医学・医療学会学術集会会長を拝命しました、東北大学医学系研究科循環器内科学の安田聡です。2026年1月31日(土)・2月1日(日)に、仙台国際センター(宮城県仙台市)にて、開催いたします。副会長は、菅原 明先生(東北大学医学系研究科分子内分泌学)、宮崎真理子先生(東北大学医学系研究科腎臓内科学)にお願いいたしました。学術集会では、「性差医療とクロスディシプリナリーアプローチ」をテーマに掲げ、基礎研究から臨床応用までの最新知見を議論いたします。
近年、医学・医療の分野において、性差に基づく疾病の発症メカニズムや治療法の違いが注目されています。性別による生理学的・病態生理学的な差異が診断や治療効果に影響を及ぼすことが明らかになりつつあり、性差医学・医療の研究推進と臨床応用が重要視されています。さらに、複雑化する医療課題に対応するためには、従来の専門分野の枠を超えたクロスディシプリナリー(学際的)なアプローチが求められています。この手法により、異なる専門領域の知識や技術を融合させ、新たな知見や解決策を創出することが可能となります。
本学術集会が、性差医学に携わる関係者にとって有意義な会となるよう鋭意企画を進めております。2026年1月に杜の都・仙台の会場にぜひお越しください。活発な議論と交流を通じ、性差医療の未来をともに切り拓きましょう。皆様にお会いできることを心よりお待ち申し上げます。